【独学・司法書士挑戦】おっさん、会社やめるってよ

~40代おっさん、司法書士への道~

司法書士試験への挑戦:おっさんの救世主

コンパクトな救世主登場!!

前回ブログのとおり現時点での自分の弱点がわかったことから、新たな教材探しをしていたところ出会ったのが伊藤塾の「必出3300選」。

基本的に見開きで各テーマがまとめられており、左ページに一問一答、右ページに図表などを用いたまとめテキストが掲載されています。

     

全11科目・4冊でこのコンパクトさ!

       

そして、各テーマにはA・B・Cというランク付けがされており試験においての重要度も示されています。

 

「必出3300選」の使い方

オートマ過去問の演習に代えて、とりあえず必出を使用することに決めたわけですが、それには次のようなメリットがあると考えました。

  1. 条文における意義・要件・効果などがコンパクトにまとめられているため、自分の弱点を補うのに最適。
  2. オートテキストでなんとなく読んでいた知識を重要度のランク付けをして整理することができる。
  3. コンパクトなので複数回の問題演習をこなすことが比較的容易となり、知識が定着し、知識の抜けを防ぎやすくなる。 → この知識の忘却との戦いが、試験勉強後半戦のテーマとなることに(T_T)

そこで、3月いっぱいをめどに各科目2周回すことを目標にし、1週目は「右ページのまとめテキストを読んだ後に、左ページに一問一答を解く」形で全体的なインプットとアウトプットを行い、2週目は「一問一答を解くとともに、翌日の問題演習時には前日の問題演習時に誤った問題を解き直す」という形で知識の定着を意識した形でスタートさせました。

 

当面の目標を決める

本試験における時間配分やフルサイズの記述式対応など、独学では不安な部分があったため、TACの全国公開模試(全3回)を受験することに。

第1回の模試が5月17日になったため、この段階までにできるところまで仕上げることが当面の目標になりました。

 

どうする記述式対応?

当面の目標も決まりそこへ向けて突っ走るだけ!……とはいかず、令和6年度試験から配点が倍になった記述式問題。

いよいよこの問題と本格的に向き合わなければならないおっさんなのでした。

(つづく)

司法書士試験への挑戦:おっさんとオートマ

テキスト読みの次は?

3月に入り、1月から読み始めた各科目のオートマテキストも一通り読み終わりそうになったため、当初の予定通りオートマ過去問を購入。

    

オートマテキストにも過去問の一部が掲載されており、なんとなく問題の雰囲気や必要となる知識のイメージはありましたが、本格的に過去問演習をやるのが初めてなので若干不安が……

3月の第2週目からオートマ過去問に取りかかるつもりでしたが「ちょっとやってみよう!」という気分に。

大丈夫か、自分?

オートマテキストに掲載されている過去問を解いている時は、その範囲のテキストを読んだ後すぐなので、解けて理解したつもりになっていましたが、過去問の正解率があまりよくありませんでした(T_T)

勉強範囲が広いので、知識の抜けがあるのはある程度覚悟していましたが、言いようのない違和感が残りました。

 

オートマシステム学習と私に不足していた部分

オートマシステムは、条文の順序ごとに解説されているものではありませんが、各テーマの条文の内容を事例などを通じてわかりやすく解説しているものです。

ですから、謳い文句のとおり「すいすい読める→すいすい分かる」という感じで学習を進められましたが、過去問演習を進める上で、私が感じた違和感は次の点にあると分析しました。

 ●オートマテキスト学習では、私は法律要件・法律効果を意識しづらい。

オートマテキストにも、もちろんこういった内容は記載はされているのですが、いかんせん読みやすいのでスイスイ進めてしまうのが、私には仇となってしまいました💦

 

「雰囲気で解けるほど司法書士試験の問題は甘くない!」

特に事例問題を検討する上では「ある事実が発生しているから、こういう効果が発生する」という事実の部分へのあてはめが大事(司法書士試験では特に民法)になると思いますが、この当てはめが曖昧なのでダメだということに気づかされました。

久々の法律学習で思い知らされましたが、「法律要件と法律効果」という基本を意識することがいかに大事なことか。

 

どうする、おっさん?

本格的に過去問演習を始める前にこの事実に直面したことを好機と捉え、勉強の合間に新たな教材探しを始めたおっさんは、ある教材に出会うのでした(つづく)。

司法書士試験への挑戦:おっさんの法律学習日記

これは40代おっさんが仕事を辞めて、独学で挑戦した令和6年度司法書士試験への道のりである。

司法書士試験の科目って?

家庭の事情で仕事を辞めることになり、今後の働き方や自分のやりたいことを考えた場合、まず司法書士の資格をとろう!と一念発起。

しかし、公務員試験に挑戦して以来まともに法律学習をしていない状況の私。

主要4科目と言われる①民法、②不動産登記法、③会社法・商法、④商業登記法、それにマイナー科目と言われる⑤民事訴訟法、⑥民事執行法、⑦民事保全法、⑧供託法、⑨司法書士法、⑩憲法、⑪刑法……

公務員試験の際にある程度の法律学習はしたものの学習範囲が広く、立ち向かう壁は高いですね💦 

さぁ、テキスト読みから!

令和6年1月から本格的に学習を始め、令和6年7月7日の本試験へ挑戦するスケジュール。

残された時間はあまりなく、おっさんの記憶力にも不安が……

   

なんて、おっさん殺しなフレーズ!「暗記不要」の一言にやられました。

そこで、テキスト読みは山本先生のオートマシステムを利用して進めることに(早稲田経営出版ってTACと一緒になったんですね😱)。

オートマシステムどんな感じ?

確かに、

  1. すいすい読める
  2. テーマごとにセレクトされた過去問の掲載されているので、理解が深まる
  3. わかった気になる

これなら3月上旬までに各科目のテキスト読みを終わらせて、その後は同じオートマシステムのオートマ過去問を回して行けばいいんじゃないか!という漠然とした方向性を決めて学習をスタートさせました(後に、この計画は変更を余儀なくされることになりますが……)。

つづく

ブログ初心者のおっさんですが、これを書き始めた時点で令和6年度司法書士試験の受験を終了(午前択一33問、午後択一31問正解。記述は不動産でやらかしてしまいLEC赤松式採点で不動産記述6割程度、商業記述が7~8割程度という微妙なライン)しており、8月の択一正解・基準点発表、10月の筆記試験合格発表を待つ段階となっています。

合格発表まで時間があるため、おっさんの備忘録としてつれづれなるままに時間を見つけて作成していきたいと思います。