司法書士試験への挑戦:おっさんと過去問②
初めてフルサイズ過去問との戦いを終えたおっさんの感想です。
択一式対策としての過去問演習
1月から学習を開始した中で、過去問と言える過去問に触れてきたのは、初期の段階でオートマテキストを使って学習していた際に、テキストに掲載されている過去問を解いて問題の雰囲気を掴むといった程度でした。
オートマテキストの次は、伊藤塾の必出3300、そして、最強の問題集オートマでるトコの演習をしてきたわけですが、今回のフルサイズの過去問演習では、午前・午後ともに30問以上正解できたため、択一式対策としては手応えを感じました。
そこで、模試の結果次第ですが、今後の択一式対策は、次のように進めることに。
① オートマでるトコの早回しを中心に問題演習を繰り返す
② 記憶の整理が曖昧な部分は必出3300の図表を確認するなどして知識を整理する。
③ 苦手な分野があれば、オートマ過去問でその分野の過去問を潰す。
→結局、本試験までにオートマ過去問での過去問演習はほとんどやりませんでした。この辺りは「本試験までにどれくらいの時間を割けるか」という点と関係する問題だと思います。私の場合は、本試験まであまり時間がなかったので、でるトコの演習で知識の抜けを防ぐ学習の方が効果的であったと考えています。本試験までに時間がもっとあれば、過去問演習も行って盤石の備えをしたかったところです💦
記述式対策としての過去問演習
今回のフルサイズ過去問演習の結果、これには圧倒的に対策不足を感じました(T_T)
辰巳のパーフェクトユニットで記述式で問われるような論点に対する理解と対応は少しずつできるようになっていましたが、やはりフルサイズの記述式問題はラスボス感がすスゴかった…_| ̄|○ ガクッ!
フルサイズ記述式問題は、パーフェクトユニットで出てくるような小さな論点の積み重ねともいえるような問題なのですが、この情報量をいかに時間内にうまく処理するかという点で圧倒的に対策不足。
→やはり、記述式問題については、今後フルサイズの過去問と対峙して自分なりの情報処理手順を確立する必要性を痛感。
とりあえず、模試までの時間がなかったため、今回はこの状態にTACの第1回全国模試に挑むことに。
(つづく)
司法書士試験への挑戦:おっさんと過去問①
5月に入った頃、フルサイズの過去問を解いていないことに若干の焦りを覚えたおっさんは、5月17日の模試の前に一度フルサイズの過去問を解いてみることにしました。
そこで、模試2日前の5月15日に、法務省ホームページからダウンロードした令和5年度の過去問を本試験と同じ時間帯でやってみることに。
フルサイズ過去問との戦いを前に…
フルサイズの過去問を解くに当たって、考えたのは次の5点
① 過去問を解く順番
午前・午後の択一でウェイトの大きい民法と不動産登記法になるべく時間をかけたかったので、得意科目から先に潰す方法を採用
【午後】商登法→司法書士法→供託法→保全法→執行法→民訴→不登法
②「誤っているもの」を「正しいもの」を聞いているのか?
司法書士試験でお馴染みのこの2つの出題形式ですが、視覚的に意識できるように次のように対応。
「正しいもの」→ 問題文のこの言葉を丸で囲って、選択肢を検討する。
「誤っているもの」→ 問題文のこの言葉を四角で囲み、アイウエオの肢の前に○、×を記載して、×の選択肢を抽出できるようにする。
③ 午前択一は全肢検討・午後択一は軸肢検討
午前中の択一は、時間的に余裕が生まれそうな感じがしていたので、特に何も考えずに全部の選択肢を検討して正解肢を導きだし、記述を含めて時間がタイトな午後は、自分の中でこれは間違いないという選択肢(いわゆる軸肢)を見つけ、組み合わせから正解肢を導くことを意識。
④ マークシートへの転記は最後に
正解肢と思われるものを○で囲んだ後、問題文の左上に記載されている「第○問」の部分の近くに、正解と考える選択肢の数字をメモしておき、択一問題の全てが終わったあと、メモした数字を見ながらマークシートへ転記(「第○問」の近くにメモしておくことで、問題と解答のズレを防止する)。
⑤ 記述式は当たって砕けろ!
記述式は、パーフェクトユニットでの問題演習、オートマひながた集の練習を少しずつやっていましたが、フルサイズ問題のイメージが全くわかなかったので、とりあえず不動産・商登1時間ずつかけてどれくらい解けるかを意識してやってみることに。
結果はいかに?
本試験と同様に午前9時半から始め、やはり午前中は時間に余裕あり。
午後は13時から始めて、択一1時間・不動産記述1時間・商登記述1時間を目安に挑戦し、択一は軸肢検討でなんとかクリアしたものの記述式が時間オーバー…
点数的には、午前・午後択一がそれぞれ30問以上正解できたため一安心。
ただ、不動産記述が明らかにボロボロ…(T_T)
という結果で模試を前に暗雲が立ち込めるのでした。
(つづく)
司法書士試験への挑戦:無事に…
11月5日の最終合格発表から早数日が過ぎ、SNSなどでは続々と合格証書受領のニュースが。
横浜の法務局からの受取りを希望した私のもとには何のお知らせもなく、
ホントに私は合格しているのか?
という一抹の不安が…
そんな中、11月12日にやっと横浜の法務局からお知らせが到着。
どうやら次の2通りで受領するらしい。
- 返送用の封筒を法務局に送って郵送受領(12月3日返送予定)
- 窓口での受取り
昨年は、合格証書交付式が行われたようなのでちょっとさみしい気持ち。
中央新人研修の申込みに合格証書のアップロードが必要だったので、予定を調整して窓口へ行くことにしました。
無事、合格してました!

やっぱりこれを受け取るまでは安心できませんね💦
無事、合格を確認できたので、来月から始まる新人研修も頑張りたいと思います。
司法書士試験への挑戦:最強の問題集!!
昨日の最終合格発表の興奮冷めやらぬ中ですが、気持ちと記憶が熱いうちに回想録を書き進めたいと思います。
だいたい予定通り、4月の第1週までに「必出3300選」を2週回せる目処が立ってきたので、択一対策も次のステップへ。
対策が必要と考えていた点は次の2点でした。
① 必出3300に出てこないような論点への対応(いわゆるA・Bランク論点以外への対応)
② 過去問での未出分野への対応
そこで、色々と問題集を検討していたところ…
初心に戻ってオートマシステム
出会ったのは初心に戻ってオートマシステムの「でるトコ」シリーズでした。
このでるトコシリーズは、
① 一問一答形式でコンパクトにまとめられている。
② 過去問での出題の有無に限らず、山本先生の予想問題なども掲載されている。

全科目4冊でもこのコンパクトさです!
でるトコで必出3300の足りない部分を補えそうな感じがしたので、そのまま進めていくと一つ問題が発生したのです💦
最強の問題集!!
発生した問題点……そう、忘却との戦いです笑
必出3300で覚えたと思ってた部分が忘れてるんです(T_T)
しかし!
このでるトコシリーズはその問題点をもクリアしてくれるものでした。
つまり、必出3300で対策が必要と考えられていた
① 必出3300に出てこないような論点への対応(いわゆるA・Bランク論点以外へ の対応)
② 過去問での未出分野への対応
に加えて
③ コンパクトさ故に全科目の早回しが可能であり忘却と戦いやすい
という部分が最終的に感じた利点です。
この試験。得意だと思っている科目でも問われる知識が細かかったりするので、その科目の勉強からしばらく離れてしまうとマズイという感触がありました。
そこで、このでるトコシリーズは満遍なく早回しが可能なので、記憶への刺激を入れるとともに知識を定着させやすい最強の問題集だと、試験が終わった今は考えています。
ただ、図表などの「わかりやすさ」という点では必出3300に軍配があがりますので、でるトコシリーズで気になった知識は必出3300に書き込んでおき、後で参照しやすいような形にしました。
「でるトコ」シリーズの使い方
4月の第2週から始めて、とりあえず目標である5月17日のTAC第1回全国模試までに3週回しを目標にとりかかりました。
【1週目】普通に解いて解説まで読む。翌日は前日に誤った問題を再度解く。
【2週目】解答の理由付けを意識して、なるべく素早く解く。解説は自分の中で理由付けが曖昧な問題だけ確認する。他は時間短縮のため読まない。
→結局このやり方が、模試や本試験での過去問未出問題やフルサイズ問題での肢を切る際の考え方やスピード感の養成につながったと思います。
【3週目】間違った問題を集中的に解く。
しかし、問題集を開くたびに気になった点が…

印刷時の原稿の色指定を間違ったのか、民法第6版だけ色が違うんです笑
並べると目立ったので地味に気になってしまいました(第7版では修正されるのかな?)
こんな所を気にする受験生はいないですよね💦
一問一答しか解いてないけど大丈夫か?
5月に入った頃、ふとおっさんはフルサイズの過去問を解いていないことに若干の焦りが…
そこで、5月17日の模試の前に一度フルサイズの過去問を解いてみることにしました。
(つづく)
司法書士試験への挑戦:ついにこの瞬間が…
ブログ記事が全然本試験まで追いついていませんが…
ついに最終合格発表の瞬間が‼
16時発表ですが、例のごとくホームページはタイムラグがあるので、やきもきタイムが続きます。
筆記試験に合格しているので口述試験で落ちることはない、とは言うものの、やはり最終合格発表を見るまでは落ち着かない💦
最終合格者受験番号発表!

やっと出ました!
次に、受験地を選択して……

「あれ!番号がない!」一瞬、焦りました。
口述試験の受験番号を見てしまってたんですが「筆記試験」の受験番号が表示されているとのこと。
無事に合格いたしました!
司法書士試験とは…
無事に最終合格を果たし、今後は各種研修を受講することになるわけですが、ここで
感想を一言。
「司法書士試験は、知的格闘技だ!!」
知識だけではもちろんダメ。
その知識を試験時間内に活用するテクニックや戦い方を考えなきゃダメ。
その戦い方を本番でできるように日々鍛錬する必要がある。
そんな感想を抱きました。
おっさんの回想録ですが…
今日は合格の感動が大きすぎて、勉強記録の振り返りができません(T_T)
また時間を見つけておっさんの勉強記録を振り返ってみたいと思います。
(つづく)
司法書士試験への挑戦:おっさんの記述式対策
すっかりご無沙汰してしまいました。
司法書士の筆記試験が終わり、その後は10月20日の宅建士試験を目標に新たな学習を進めておりました💦
その間10月3日に筆記試験の合格発表があり、16時を過ぎてもなかなか更新されない法務省ホームページにやきもき…
ホームページ上で自分の番号を発見した時は、嬉しさはもちろんあったのですが、なんとも言えない安堵感(筆記試験終了から合格発表までの時間が拷問だった(ToT))。
10月15日の口述試験、10月20日宅建士試験も無事に終わり、気がつけばいよいよ最終合格発表を残すのみ。
また、ぼちぼちと筆記試験に至るまでの道のりを振り返っていきたいと思います。
いよいよ記述式対策!
前回記事のとおり3月末までに必出3300の2周回しの目処がたってきたので、いよいよ記述式対策に本腰を入れることに。
対策として当初検討していたのは、①オートマひながた集によるひながたの練習と②オートマ記述式問題集の2つ。
必出3300に取りかかっていたところですが、やっぱりオートマテキストから入ったので、記述対策もとりあえずオートマ!といった感じで、ひながたは空き時間に少しずつ書いてみたり、暗唱してみたりして進めてみました。
問題集の方も1日に数問ずつ進めていけばいいかとやってみたところ…
難しくないか?オートマ記述式?
ある程度記述式に慣れている人はいいのかもしれませんが、何だか最初にやる記述式の問題集としては抵抗が💦
そこで、急遽別の問題集を探したところ出会ったのがこちら。
辰巳の田端先生が執筆されているパーフェクトユニット記述式必修問題集60(現在は第3版が出版されていますね。)

パーフェクトユニット記述式必修問題集の良い点
こちらの記述式問題集、不動産登記と商業登記の問題が30問ずつ掲載されているんですが、最初に記述式問題に慣れるためには最適だと思います。
良い点としては、
① 1問の分量が毎日やるのにちょうどいい
② 本試験の出題形式に慣れるのにちょうどいい(不動産登記における添付情報を記号で選択させる問題形式など)
③ 問題の中でどういった点に注意すべきなのかが一通り身につく
④ データのダウンロードサービスや解説動画も見られる。
※ 問題集に記載されている解説は割とあっさり目なところもあるので、やはり記述式対策は基礎となる択一知識をある程度固めた上でやるのが効果的だと思います(記述式の解説を理解するのに時間を要するようであれば、その時間がもったいない。)。
記述式対策でも救世主に出会えたおっさんは、5月の模試を目標として、不動産・商業の問題を毎日最低1問ずつ解いていくことにしました。
(つづく)
司法書士試験への挑戦:おっさんの救世主
コンパクトな救世主登場!!
前回ブログのとおり現時点での自分の弱点がわかったことから、新たな教材探しをしていたところ出会ったのが伊藤塾の「必出3300選」。
基本的に見開きで各テーマがまとめられており、左ページに一問一答、右ページに図表などを用いたまとめテキストが掲載されています。

全11科目・4冊でこのコンパクトさ!

そして、各テーマにはA・B・Cというランク付けがされており試験においての重要度も示されています。
「必出3300選」の使い方
オートマ過去問の演習に代えて、とりあえず必出を使用することに決めたわけですが、それには次のようなメリットがあると考えました。
- 条文における意義・要件・効果などがコンパクトにまとめられているため、自分の弱点を補うのに最適。
- オートテキストでなんとなく読んでいた知識を重要度のランク付けをして整理することができる。
- コンパクトなので複数回の問題演習をこなすことが比較的容易となり、知識が定着し、知識の抜けを防ぎやすくなる。 → この知識の忘却との戦いが、試験勉強後半戦のテーマとなることに(T_T)
そこで、3月いっぱいをめどに各科目2周回すことを目標にし、1週目は「右ページのまとめテキストを読んだ後に、左ページに一問一答を解く」形で全体的なインプットとアウトプットを行い、2週目は「一問一答を解くとともに、翌日の問題演習時には前日の問題演習時に誤った問題を解き直す」という形で知識の定着を意識した形でスタートさせました。
当面の目標を決める
本試験における時間配分やフルサイズの記述式対応など、独学では不安な部分があったため、TACの全国公開模試(全3回)を受験することに。
第1回の模試が5月17日になったため、この段階までにできるところまで仕上げることが当面の目標になりました。
どうする記述式対応?
当面の目標も決まりそこへ向けて突っ走るだけ!……とはいかず、令和6年度試験から配点が倍になった記述式問題。
いよいよこの問題と本格的に向き合わなければならないおっさんなのでした。
(つづく)